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월드>일본>오다와라
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全国の地方都市で増え続けており、小田原市内にも1400件以上存在する「空家等」については、その解消や活用が大きな課題となっています。活用に向けては、修繕やリノベーションを行う費用の問題などが壁になり、放置され荒れ果ててしまうケースもあります。
それに対し問題意識を持ってきた地元の金融機関「さがみ信用金庫」さんが、国内最大級の住宅ローン保証会社である「全国保証株式会社」さんの協力を得て、空家等の修繕や改修に関わる費用への低利融資や手数料無料などの金融商品を開発され、このたび小田原市とも協力していくこととなったものです。小田原市においてもこれまで、空き家バンクに登録された空家等についてHPなどで紹介してきましたが、所有者との調整や物件化へのハードルは高く、ごく限られた案件しか取り扱いができていません。
一方で、コロナ以降増えている都市部からの移住希望者から見れば、そうした物件情報はまだまだ圧倒的に少ない状態。既存の空家等の改修などが進み、そうした需要に応えられるようになることは、小田原への移住者の増加、ひいては地域の活性化にもつながります。2社の皆さんに感謝をお伝えし、協力して取り組んで行くことを約束いたしました。
横浜国立大学の産学公連携担当理事である蛯名さんほか、地域課題解決と連携した教育実践活動を推進している皆さんが来室。小田原市の地域課題解決と大学生の学びをつないだ教育活動の展開に向けて、意見交換を行いました。
小田原市と横浜国立大学の間ではすでに包括連携協定を締結していますが、その具体的な活動についてはまだ緒に就いたばかり。学外での教育活動の拠点の一つとして小田原での展開を考えて下さっており、小田原市としても地域課題の解決に若い力をもっと活かしていきたいとの願いがあります。
蛯名さんは以前神奈川県の幹部職員であり、県政総合センターの所長もお務め頂き市長としてもたいへんお世話になってきたお方。改めて双方に有益な連携活動の展開に向け協力をしていくこととなり、嬉しい再会でもありました。
夕刻、元農林水産大臣である山田正彦さんが来室。ライフワークの一つとして熱心に取り組んでおられる有機農業推進の一環で、オーガニック給食の全国展開についてご案内を頂きました。国が有機農業の推進に数値目標を掲げ、ここ数年は有機農業が各地で意欲的に取り組まれるようになっており、学校給食においても地域産の有機農産物を活用していく自治体が増えています。有名なのは千葉県いすみ市で、全国から視察が絶えないようです。
昨年、オーガニック給食を推進する自治体等が集まる大会が初めて開催され、今年も11月に予定されているとのこと。小田原市もぜひ参加してほしいとのお誘いでした。小田原では2009年に県内初の「有機農業モデルタウン」の認定を受け、以来有機農業に取り組む諸団体と地道な活動を続けてきた実績があり、この3月には県内で2番目に「オーガニックビレッジ宣言」を行っています。オーガニック給食への本格的な取り組みはこれからですが、こうした全国の動きともしっかり繋がっていきたいと考えています。
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