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夏を思わせる暑い日を挟みながらも、秋の深まりが感じられるようになりました。親戚の農家に任せている曽我の田んぼから新米が届き、知人からは立派な栗を頂いたりと、秋の稔りが我が家にも。この週末も市内で多くの諸行事が行われ、凌ぎやすい天候もあって各所は賑わっていました。
4日、この日は午前・午後と2回、ミナカへ。一般社団法人プラチナ構想ネットワークが開催している自治体職員向けの連続セミナーの講師を務めました。国内各地の自治体職員さん向けに、「市民が主役のまちづくり」と題した90分の講演。「人の力は信じるに足る」との、私の経験からの確信をお伝えしました。
午後は、今年で創立10周年を迎えた「小田原・あしがら防火安全協会」の記念式典へ。県西地域の各地域・各分野で防火安全に取り組む企業の皆さんに、改めて感謝と敬意をお伝えしました。
すぐ近くの、旧商工会館横にある公有地化された史跡用地にて、都市部職員らが取り組んでいる公共空間活用実証実験の様子を見に行きました。今は広々とした草地となっている空間を、街なかの貴重なオープンスペースとして生かそうとの試みで、「ステキなみちくさ」とネーミングし、市民のお散歩や子どもたちの遊び場、観光客の立ち寄り場所などの可能性を探る取り組み。何か施設を作りこむのではなく、空間そのものに価値があるとの思いがあります。走り回る子どもたちの姿が嬉しかった。
5日・6日は、市内各所へ。
御幸の浜では、小田原・足柄地域連合と小田原・足柄地域労働者福祉協議会の皆さんが、毎年恒例の環境クリーンキャンペーンとして、海岸清掃を実施。私も一緒に活動させていただきました。最近は、沿岸住民や市内企業の皆さんに海岸清掃を行って頂くことが多く、この日も大きなごみ類は多くはありませんでしたが、細かく砕けたプラトレイの破片やたばこの吸い殻などが目につきました。
健民祭は、富士見地区、下府中地区、新玉地区、早川地区の会場を訪問。かつて一日かけてやっていたプログラムを半日に短縮したり、人手不足のため地区対抗種目を減らすなど、工夫を凝らしながら存続している地区もあれば、一日開催を継続し、リレー系種目を意識的に確保して住民間の絆づくりを大切にしようと取り組んでいる地区もあり。各地域の特色がみられる健民祭は、お訪ねするのがとても楽しみです。
6日午前中は、小田原地区のライオンズクラブ3団体が合同で「統一奉仕デー」として小田原駅・小田原城周辺の清掃活動を行ってくださいました。三の丸ホールには、3団体に加え湘南ベルマーレの活動に参加する中学生たちも結集、大勢での作業が展開され、私から感謝の気持ちをお伝えしました。
二の丸広場ではおでんまつり。5日は雨模様でしたが、6日は日が差し、大勢の来客で小田原おでんのブース前は長蛇の列。始めてから22年が経つとのこと、中心で頑張ってこられた田代勇生さんや露木一郎さんにねぎらいの言葉をかけさせて頂きました。
小田原駅前東通り商店街では、通りを通行止めにしての大イベント「おだわら秋の外呑み横丁」が行われました。通りにテーブルと椅子をぎっしりと並べ、お客様がお店の外で注文、秋の空気の中で飲食を楽しんでもらうという企画。今や小田原随一の飲食店街であり、商店主らの結束も強い東通りならではの凄い企画。多くの市民や観光客の皆さんで賑わったようです。
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