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市長コラム(令和6年3月12日)「子どもの居場所づくり事業」
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市長コラム(令和6年3月12日)「子どもの居場所づくり事業」
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2月は、2つの子どもの居場所づくり事業を訪問しました。
一つは、酒匂にある小田原市集会所で活動されている「はまっこて
らす」。
「はまっこてらす」は、酒匂・小八幡地区の元健康おだわら普及員
さんが中心となり構成されている「チーム・そよ風」の皆さんが運営。
毎月第2水曜日に、折り紙や紙粘土を使ったアート作品の制作体験な
ど、様々な体験学習を行っています。
今回お伺いした日は、ひな祭りに向けた紙のひな人形づくりを企画。
子どもたちが真剣なまなざしで夢中になって取り組んでいる姿を見て
いると、とても微笑ましく思いました。
スタッフの方の話によると、平成28年(2016年)4月に団体を設立
し、まもなく8年目を迎えるとのことですが、その間、コロナ禍により
子ども食堂を断念せざるをえなくなるなど、運営にあたり様々なご苦労
をされてきたようです。いくつもの困難を乗り越えて、代表者をはじめ
スタッフの方々が、変わらない熱い思いを持って子どもの居場所づくり
に取り組まれていることに、頭が下がる思いです。
これからも子どもたちが安心して集うことができ、様々な世代の方た
ちと交流できる地域の居場所として続けていかれることを切に願ってい
ます。
そして、もう一つお伺いしたのが、板橋公民館で活動されている「か
らたちハウス」。
北原白秋の地にちなみ名付けられた「からたちハウス」は、以前は荻
窪で活動されておりましたが、現在は地域のご協力もあり、毎週金曜日、
板橋公民館を無償でお借りし活動を展開。家庭や学校でもない「第三の
居場所」として、元教師をはじめ、地域の方々や資格を持つ民間の方々
がスタッフとして運営し、学習支援や体験学習、食事提供などを行って
います。
スタッフの方に話によると、参加者は、下は小さいお子さんから小・
中・高校生、上は成人の方まで。来た人は勉強でも遊びでも何をしても
いいとして、まずは気軽に来てもらうことを第一に考えており、そうし
た結果、当初想定していた子どもの居場所や交流の場だけでなく、大人
たちの居場所にもなっているとのこと。
「地域で活動する中で、子どもたちの自立する力、頑張っていく力を
お手伝いできれば」と代表の窪田さんは仰っていました。
活動の最後には、スタッフの方が作ってくださったカレーとサラダを
参加者やスタッフの皆さんと会食。大勢で食べる様子はまるで「地域の
中の家族」のようでした。
コロナが明け、各地域では様々な行事やイベント、地域活動が再開し
ています。今回お伺いした子どもの居場所づくり活動や子ども食堂など
もその一つです。学校や家庭はもちろん大切ですが、地域交流や世代間
交流なども子どもたちの成長や社会性を育むために大切なことです。
こうした地域交流の輪が少しでも各地域で広がるよう、行政としても
後押ししていきたいと思います。
動画「世界が憧れるまち“小田原”」配信版はこちらから
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/mayor/movie/p30671.html
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日本語
[区]
神奈川県 小田原市
注册日期 :
2024/03/13
发布日 :
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市長コラム(令和6年3月12日)「子どもの居場所づくり事業」
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2月は、2つの子どもの居場所づくり事業を訪問しました。
一つは、酒匂にある小田原市集会所で活動されている「はまっこて
らす」。
「はまっこてらす」は、酒匂・小八幡地区の元健康おだわら普及員
さんが中心となり構成されている「チーム・そよ風」の皆さんが運営。
毎月第2水曜日に、折り紙や紙粘土を使ったアート作品の制作体験な
ど、様々な体験学習を行っています。
今回お伺いした日は、ひな祭りに向けた紙のひな人形づくりを企画。
子どもたちが真剣なまなざしで夢中になって取り組んでいる姿を見て
いると、とても微笑ましく思いました。
スタッフの方の話によると、平成28年(2016年)4月に団体を設立
し、まもなく8年目を迎えるとのことですが、その間、コロナ禍により
子ども食堂を断念せざるをえなくなるなど、運営にあたり様々なご苦労
をされてきたようです。いくつもの困難を乗り越えて、代表者をはじめ
スタッフの方々が、変わらない熱い思いを持って子どもの居場所づくり
に取り組まれていることに、頭が下がる思いです。
これからも子どもたちが安心して集うことができ、様々な世代の方た
ちと交流できる地域の居場所として続けていかれることを切に願ってい
ます。
そして、もう一つお伺いしたのが、板橋公民館で活動されている「か
らたちハウス」。
北原白秋の地にちなみ名付けられた「からたちハウス」は、以前は荻
窪で活動されておりましたが、現在は地域のご協力もあり、毎週金曜日、
板橋公民館を無償でお借りし活動を展開。家庭や学校でもない「第三の
居場所」として、元教師をはじめ、地域の方々や資格を持つ民間の方々
がスタッフとして運営し、学習支援や体験学習、食事提供などを行って
います。
スタッフの方に話によると、参加者は、下は小さいお子さんから小・
中・高校生、上は成人の方まで。来た人は勉強でも遊びでも何をしても
いいとして、まずは気軽に来てもらうことを第一に考えており、そうし
た結果、当初想定していた子どもの居場所や交流の場だけでなく、大人
たちの居場所にもなっているとのこと。
「地域で活動する中で、子どもたちの自立する力、頑張っていく力を
お手伝いできれば」と代表の窪田さんは仰っていました。
活動の最後には、スタッフの方が作ってくださったカレーとサラダを
参加者やスタッフの皆さんと会食。大勢で食べる様子はまるで「地域の
中の家族」のようでした。
コロナが明け、各地域では様々な行事やイベント、地域活動が再開し
ています。今回お伺いした子どもの居場所づくり活動や子ども食堂など
もその一つです。学校や家庭はもちろん大切ですが、地域交流や世代間
交流なども子どもたちの成長や社会性を育むために大切なことです。
こうした地域交流の輪が少しでも各地域で広がるよう、行政としても
後押ししていきたいと思います。
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