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市長の日記「新たな連携協定、新病院へのアート要望 ほか」

26日、㈱NTTドコモ、㈱湘南ベルマーレフットサルクラブ、一般社団法人小田原城下町、㈱USTUS、そして小田原市の間で、新たな連携協定の締結式が行われました。
 サイズアウトした子ども服や絵本などを集めて、地域の中で必要とする方にお届けするドコモの「ジモティーすくすくバトン」の取り組みを、市内子育て支援センターやフットサルの試合会場などに広げて展開するほか、電話料金等の支払いに使える「d払い」を通じて子育て支援活動などにいつでも寄付ができる仕組みを、併せて展開するものです。
 それぞれができることを持ち寄り、つながり合って、それを必要とする人に届ける取り組みは、まさに報徳の訓えでいう「推譲」であり、小田原でこうした取り組みが始まることは大いに意義があります。地域の中で根付くとともに、こうしたモデルが各地に広がっていくことを願います。

 この日も複数のご来訪を頂きました。
 茶道裏千家淡交会小田原支部の皆さんからは、過日行われた茶会での収益の一部を、複数の茶室がある松永記念館や老欅荘の襖の修繕等に役立ててほしいとの趣旨で、ご寄付を頂きました。併せて、小田原には近代三茶人(益田鈍翁、松永耳庵、野崎幻庵)が茶の文化を花開かせた土地であり、国内でも聖地のような場所なので、ぜひ茶道に光を当てたまちづくりを進めてほしいとのご提言も頂きました。
 来年は耳庵生誕150年の節目でもあり、関連するイベントなど市としても取り組みを進めたいと考えています。

 市内公共施設に保有されている絵画の保存や活用などを進めてこられた市民活動団体「おだわらミュージアムプロジェクト」の皆さんからは、現在建設が進んでいる新病院の完成後に、入院患者の癒しに繋がる「ヒーリングアート」をできるだけ取り入れてほしいとの要望を、約400人の皆さんからの署名と共に、小田原市長と市立病院院長あてに頂きました。
 私も先日UMECOで行われた女子美術大学山野名誉教授の講演をお聴きし、改めてアートがもつ癒しの空間づくりの意義を強く感じていますので、要望をしっかりとお受けし、病院関係者とも意見交換を進めていくこととします。

 市内でボディビルのトレーニングジムを展開している「グッドライフジム」のパーソナルトレーナーである冨田稜氏が、過日行われたボディメイクの競技大会で上位入賞されたことなどのご報告に来てくださいました。
 冨田氏はボディメイクの団体「SSA」とプロ契約を結んで活躍されており、ボディメイクの先進地である韓国で開催された大会でもスポーツモデル部門で総合優勝するなど、若くしてすでに実績を積み上げておられます。同席頂いたグッドライフジムの浦川オーナーは、小田原を「筋肉」で盛り上げたいと考えておられ、若い人たちと一緒に活動されています。冨田さんの活躍が、そうした動きをさらに大きくしていくことでしょう。これからが楽しみです。

 夕刻以降、この日から始まった歳末火災特別警戒の巡視へ。26日・27日の二日間に分けて、小田原消防署、足柄消防署、そして市内22の消防分団を訪問し、激励をさせて頂きます。

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  • 登録日 : 2024/12/28
  • 掲載日 : 2024/12/28
  • 変更日 : 2024/12/28
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