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朝一番でお越しいただいたのは、一般社団法人神奈川県作業療法士会の神保会長ほか役員の皆さん。12月8日に小田原で大会を開催するにあたり、市長を表敬訪問してくださったものです。
作業療法士の役割が、当事者の「生活」に主眼を置き、生活の中での動きを通じて機能回復を目指していくことだと、改めて伺いました。この考えは、住み慣れた自宅で、そして地域の中で、お互いに支え合っていこうという本市の「ケアタウン構想」と重なるものであり、機能の衰えに直面する人たちを「生活」の観点から支えていこうという取り組みは、その担い手育成も含めて今後ますます大切になります。更なる連携を進める旨、お互いに確認をさせて頂きました。
小田原で官民連携により取り組んできた「EV宿場町構想」が、かなり進捗を見せています。この日は「小田原市EV宿場町コンソーシアム」のオンライン総会があり、私も市長室から開会のご挨拶をさせて頂きました。化石燃料によらない移動手段という基本的な役割から、蓄電池としての活用、バーチャルパワープラント(VPP)の一翼まで、広範な意義を持つEVの活用を、さらに推し進めます。
東京に向かう前の時間に少しゆとりが生まれたので、ハルネの期日前投票所にて投票を済ませました。前回の衆議院議員選挙に比べ、期日前投票者の数はだいぶ伸びているようで、投票に来られた市民の皆さんが会場から通路に溢れ出ていました。
東京・有楽町で開催された第73回全国漁港漁場大会に、短時間ながら参加してきました。以前から毎年行われるこの大会には出席し、水産庁をはじめ水産諸団体の皆さんと交流を深めてきました。久しぶりの参加でしたが、往時から面識のある皆さんと再会。今後小田原でも本格化する水産地方卸売市場(魚市場)の建て替えなどに向け、関係各方面との繋がりを強めていくつもりです。
小田原に戻り、その足で小田原箱根商工会議所の常議員会に出席。この度新たに策定を目指す第7次小田原市総合計画の基本構想の行政案について、皆さんに説明をさせて頂きました。短時間でしたので、私からの説明でほとんど時間を使ってしまいましたが、鈴木悌介会頭をはじめ会場からの質疑もあり、たたき台としての内容については概ね受け止めて頂けたと認識しています。今後は、実行計画の策定の段階においても、より具体的な意見交換をすることになります。
夕刻は、京都にある総合地球環境学研究所の特任教授である荘林さんにお越しいただき、生物多様性や農地・農村の保全の観点から、市内の水田を守っていくうえでの考え方、アプローチについて、貴重なご意見を頂きました。農水省、滋賀県庁をはじめ、世界各地で活躍し、環境価値に配慮した直接支払いの制度などに精通されており、今後もご指導を頂きたいとお願いを申し上げます。
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