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市長の日記「啓蟄から春分へ」

啓蟄にふさわしく暖かな陽気が続いた先週。週末は、土曜の午後から日曜終日、よく降りました。雨が極端に少なく乾ききっていた大地や草木は、ここ最近の何度かの降雨ですっかり生気を取り戻しており、菜の花類は一気に開き、我が家の杏もつぼみが急速に膨らんできました。春分が近いことを感じます。
 昨日は午後に雨脚が弱まったタイミングで、城山の畑へ。トウ立ちしたコマツナ・のらぼうな・チンゲンサイの菜花をたくさん摘み、花の準備が始まった大根を1本収穫。1,500㎡もある広い畑は私だけでは活用しきれないため、昨年から地域の皆さんに手伝って頂いており、私の担当分としては10mの畝が2本だけなのですが、我が家の冬の食卓を十分に支えてくれました。

 先週の14日はほぼ終日、予算特別委員会の総括質疑の答弁準備。合間をぬって、三の丸ホールで行われていた小田原写真研究会の写真展を拝見。会員さんそれぞれの持ち味が滲む作品を前に、ご本人からの解説もお聞きしながらの、和やかなひとときでした。小田原城周辺では、終盤を迎えた河津桜、見頃となっているおかめ桜など、各所で花を囲む人たちの輪ができていました。

 15日、庭園整備が完了しすっかりきれいになった旧松本剛吉別邸で開かれた、「西海子の帰路展」と題した研究成果の展示会へ。
 アーバンデザインセンター小田原(UDCOD)の主要なメンバーでもある東海大学の野口先生とその研究室の学生さんたちが、ここ数年、西海子小路周辺の地域に隈なく入り込み、丹念に地域の表情や魅力、そして可能性を拾い上げて下さった、その成果が、旧保健福祉事務所跡地の利活用プラン、地域の公民館のアイデア、エリア全体のデザインについての提案などにまとめられていました。
 地元の皆さんが当たり前にしか見ていなかった風景や街なみ、路地の味わい、祭りを通じたコミュニティの絆などが、丹念に描き出され、来場していた地域住民の皆さんも感心しきり。自分たちも気がつかない、こうした「光」を見いだし、それを地域の人たちがしっかりと自覚することは、とても大切です。

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  • 登録日 : 2025/03/18
  • 掲載日 : 2025/03/18
  • 変更日 : 2025/03/18
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