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市長の日記「市民と市長の懇談会、音楽フェスティバル ほか」

11日は午前中と夕方の2回、「市民と市長の懇談会」を開催させていただきました。
 午前中は「食育サポートメイト おだわら六彩会」の皆さん。市民の日常的な食生活がより健やかになるようにと、地元食材を使ったレシピの開発、料理教室の開催、食に関する出前講座などを手広く実施して頂いています。近年は、市が主催した「食育サポートメイト」を受講された皆さんが六彩会のメンバーとして活躍されています。この分野に関心を持たれる動機は様々ですが、やはりご家族の病気や健康管理に関心がある場合が多いようです。
 小田原の農産物や水産物を活用して頂きながら、各種料理教室は様々な対象向けに行われているほか、市内の保育園や高校などにも出向かれ、子どもたちに食の大切さについて呼びかけてもらっています。育ち盛りの子どもたちにとって食はきわめて重要な役割を果たすもの。今後も様々な皆さんに食の重要性を伝えて頂きたい等、私の思いをお伝えしました。

 夕方は、「ジュニア・リーダーズ・クラブ」の中学生・高校生の皆さん。市内小学生が参加するキャンプや諸行事の開催において、アイスブレイクやゲームによるコミュニケーション、ファイヤーワーク、各種グループワークのリーダーなどを担ってもらう、いわば子どもたちのお兄さん・お姉さん役として活躍している皆さんで、現在は30名ほどが活躍しています。
 入会の動機を聞いたところ、ご自身が小学生の時に出会ったジュニアリーダーの活躍を「かっこいい!」と感じ、自分もそういう活動をやってみたい、と思ったとのことでした。
 毎月一回の定例会でゲームでの盛り上げやファシリテーションの研修をしているだけあって、参加した皆さんはしっかりとしたコミュニケーションスキルを身に着けており、とても頼もしく感じました。クラブの活動に関すること以外にも、中学生・高校生として小田原のまちや自分の将来について考えていることなどをいろいろと聞かせてもらいました。この世代の感覚をしっかりと意識することは、今後のまちづくりにおいてとても大切なことです。

 夕刻、「市民による小田原音楽フェスティバル実行委員会」の皆さんが大勢でご来庁。今後の活動などについて意見交換をさせて頂きました。このフェスティバルは、新しい市民ホールの建設を応援しようと始められた企画で、毎年市民合唱団を編成、著名な指揮者を招聘しベートーヴェンの第九などを取り上げてきました。市民ホールの建設において、こうした市民主体の取り組みの存在意義はとても大きく、事業推進の励みであり後押しとなってきました。
​​​​​​​ 再来年の3月で、通算20回目の節目を迎えることもあり、これまでにも何度かお招きしてきたマエストロ・広上淳一氏をお迎えし、第九の上演を行う予定とのこと。市としても、これまで大きな力を頂いてきた皆さんであり、できるだけ応援したいとの私の想いをお伝えしました。

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