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市長の日記「給食試食会、西湘地域まちづくり懇談会」

17日、曽我小学校にて給食試食会が行われ、私も参加してきました。市では、小田原の農産物の振興事業の一環で、小田原産の梅および米の普及と、食育の推進を目的として、市内小中学校にて本市の農産物「曽我の梅干し」を使用したメニューと、「環境負荷低減に配慮した米」の給食提供を2月3日から開始しています。
 「曽我の梅干し」を使用したメニューは、小田原梅ブランド向上協議会が小田原短期大学と連携して開発したレシピをもとに作られ、市内全小中学校で提供しています。お米については、自校炊飯している曽我小学校と片浦小学校で提供。そうした中、この日は曽我小学校で試食会が行われたものです。
 私のほか、栁下教育長、小田原短期大学の上野学長や先生方、梅の生産者である下曽我の川久保さん、梅研究会会長の柏木さん、お米の生産者である千代の川口さんと浜町の志村さんらが参加。各学年の給食時間に分散して参加、児童たちと一緒に給食をいただきました。
 この日のメニューは、曽我の梅干しを使用した「メカジキの梅マヨパン粉焼き」、肉じゃが、川口さん・志村さんのお米を炊いたご飯、牛乳。梅干しの酸味が適度に感じられる美味しい一品。家庭用電気炊飯器で炊いたばかりのお米もとても美味しい。
 私が参加したのは1年生の学級で、児童たちには梅干しの酸っぱさがやや苦手の子もいましたが、おかわりをする児童もおり、好評。地場産食材を活用した給食メニューの提供機会が増えることは、児童生徒たちに地域の豊かさを伝える上でとても大事だと、改めて感じます。何より、元気な子どもたちと一緒の給食タイムはとても楽しいひと時でした。

 午後は、西湘地域まちづくり懇談会。これは、小田原・箱根・真鶴・湯河原の1市3町を対象に、当地域で行われている各種公共建設事業などの進捗状況を共有するとともに、今後のまちづくりへの見通しや課題について意見交換する、貴重な懇談の場です。
 参加者は、各市町の首長のほか、国土交通省横浜国道事務所所長、県西地域県政総合センター所長、神奈川県小田原土木センター所長、中日本高速道路伊勢原保全センター所長。以前より毎年1回行われてきましたが、台風被害やコロナ禍などが続いたため開催ができず、この日は実に7年ぶりの開催でした。おりしも埼玉県八潮市の下水道崩落事故が起きたばかりのタイミングであり、各市町・機関とも、道路整備、開発案件、維持修繕などの取り組みについて、危機感を踏まえ情報共有がなされました。

 意見交換会に続いて、県西地域のまちづくりのひな型を作ったともいえる北条氏の治世に関し、小田原城天守閣館長の諏訪間さんから講演。その後、参加者一同で小田原城に登城、最上階から改めて県西地域の地形などを眺め、歴史を超えた思いを分かち合いました。視察後は小田原漁港周辺に移動し、地魚料理で人気の「こじまわらべ」さんにて、本音ベースでの情報交換。国・県・市町の連携と信頼関係を深める、貴重な機会となりました。

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  • 登録日 : 2025/02/20
  • 掲載日 : 2025/02/20
  • 変更日 : 2025/02/20
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