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市長の日記「山王地区の餅つき大会 ほか」

26日、穏やかな冬晴れの中、山王神社にて「新春餅つき大会」が行われました。主催は、このたび新たに立ち上げられた「(仮称)山王地区青年会」の皆さん。
 他の地区と同様に、山王地区でも高齢化が進み、自治会など地域活動の担い手が不足、子ども会も縮小傾向にある中、地区の体育振興会、神輿会、PTA役員等経験のある女性たちの会など、有志の皆さんが集まって、この青年会を立ち上げられたのでした。この設立に中心的に関わった岡本光弘さんいわく、「私たちも40代50代なので若くはないですが、地域活動の衰退に歯止めがかかれば、との思いで企画しました」とのこと。自治会からも協力を得て、開催の運びとなったものです。
 開始時刻である11時前に山王神社に伺うと、餅つきの準備は万端。境内には、青年会の皆さんが用意した大きなつみれ汁の鍋、振る舞いの甘酒、搗きたてのお餅、そして手作りの射的コーナーなどが並び、すでに親子連れの行列ができていました。その後も人はどんどん増え、30分も経たぬうちに境内はたいへんな賑わい。私もひと臼搗かせていただきましたが、子どもたちも列をなし小さな杵で順番に餅つきを体験。子どもたちと一緒に来た若いお父さんやお母さんたちも、一緒に楽しんでおられました。
 地域の活動がともすれば弱まり人が集う機会が減る中、地域の青年層によるこうした企画は、本当に貴重。人が集い、賑わい、楽しみ、そして交流する、こうした場があれば、地域コミュニティの絆はきっと保っていくことができる。そう思わせてくれた山王地区の青年会の活動でした。すでに、万年、酒匂12区、30区など他の地区でも、こうした活動は始まっています。小田原の地域を未来に繋げていく大事な活動として、地区間の交流や、活動内容の共有、取り組みの拡大などが進んでいくよう、市としても伴走していきたいと思います。

 午後、三の丸ホールにて「アオラニ・フラ・スタジオ」の発表会が行われ、私も冒頭にお祝いの言葉を述べさせていただきました。アオラニの皆さんには、市内での様々な催事の折にフラダンスをご披露頂き、賑わいづくりに花を添えて頂いてきており、三の丸ホールのオープニング時にもエントランスでお祝いの踊りをご披露頂いた経緯があります。大ホールの大きな舞台に、華やかで優しさあふれるフラの踊りがよく映えていました。

​​​​​​​ 1階のギャラリーでは、小田原華道協会のいけばな展「華展2024」が開催されており、じっくりと拝見させていただきました。従来は秋の開催でしたが、1月の開催になり、生けられる花の種類も違って、以前とは趣の異なる作品も多数。一点一点とても素敵で見ごたえがあり、会場内には生けられたロウバイやユリなどの香りも漂って、とても華やいだ空間となっていました。

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  • 登録日 : 2025/01/30
  • 掲載日 : 2025/01/30
  • 変更日 : 2025/01/30
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