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11日もほぼ終日、マニフェストレクチャーで、市長室向かいの庁議室に籠り、職員たちと議論。昨日は、総務部、企画部、子ども若者部、文化部、消防本部、防災部、市民部。
196本の施策すべてを議論の俎上に上げるわけではなく、すでに実施されている事業の中で受け止められるものは議論の対象外としています。一方、今回のマニフェストで新たに提案した施策については、その目的や意義、進める体制、スケジュール感、予算の見通しなどを、ゼロから組み立てることになるので、このレクチャーの時間だけでは不十分なものも出てきます。それらについては改めて時間を取り、丁寧に立ち上げのデザインを職員らと議論していく予定です。
例えば、昨日の議論の中では、各地域に「地域担当職員」を配置し、その常駐場所として小学校を想定する取り組み。人口減少や高齢化が進み、地域コミュニティの機能を支える担い手人材が不足する中、地域課題の解決を地域の皆さんだけで担いきれない現状に対し、市職員が地域の中に入り込むことで、人材の発掘や育成、繋ぎ、新しい動きの立ち上げ支援など、様々な役割を果たそうとするものです。この実施については、地域コミュニティサイドからの課題感、常駐先となる小学校との関係、地域活動の担い手が出入りすることが想定される学
校施設の空間的課題、市職員から一定程度の人員を割り当てることについての全庁的なバランスや予算配分、進めていくスケジュール感など、いくつもの論点があります。これらを丁寧に確認しながら、関係者の皆さんとのすり合わせを経て、実施に移していくつもりです。
そのほか、既存の事業の枠組みの中で進めるが、その進め方の大幅見直しを検討する必要があるものなどもあります。また、私が仄聞していた以上にこの4年間で取り組みが進んでいた事業などもある一方で、全く課題解決が動いていなかった分野もあります。それらを確認しながら、マニフェストに掲げた施策だけではカバーできない課題解決の取り組みを追加的に考える必要性も感じています。
いずれにしても、マニフェストに掲げた施策を実行に移していく、その方法や体制について確認・すり合わせをするだけでなく、私が不在であった4年間の間に進んだこと、進んでいないことなどの棚卸作業にもなっており、たいへん大事なレクチャーであると感じています。
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