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市長の日記「省庁訪問、バリアフリービーチ ほか」

2日は終日、霞が関などにて省庁を訪問。小田原市との人事交流を受け入れて頂いている省庁に加え、以前からのご縁がある幹部の皆さんもお訪ねしました。
 林野庁・水産庁ではそれぞれ長官・次長ほか幹部の皆さんと面談。環境省では事務次官および局長・室長クラスの皆さんを訪問。総務省では人事交流を担っていただいている部局の皆さんと。
 午後からは、国際交流の人材育成でお世話になっているクレアの本部、続いてデジタル庁では斬新でオープンなオフィスの見学も兼ね、派遣受け入れ先の皆さんと懇談。国土交通省では、以前小田原市に都市部長として赴任されていた都市局長の内田さん、かつて市内で行われた防災シンポジウムでご一緒させていただいた技監の廣瀬さん、前任期中に関東地方整備局のまちづくりシンポジウムでお世話になった特別研究官の小林さんと、相次いで面談。
 各所では、日頃の人事交流に対するお礼をお伝えするとともに、その継続、今後に向けた様々な協力関係の確認、各分野の新たな動向についての情報共有など、実に有意義な省庁訪問となりました。派遣中の市職員はいずれも元気そうで何より。同席して頂いた、かつて小田原市に派遣されていた各省庁の皆さんもご活躍の様子で、嬉しい再会のひと時でもありました。

 小田原に戻り、㈱ミクニ小田原事業所で開催された納涼祭に参加。昨年創立100周年、今年は小田原事業所創立80周年を迎えた同社の皆さんには、地元地区の地域の災害時の協力、小田原ラグビースクールへの全面的支援をはじめ、様々なお力添えを頂いており、今後の整備事業では太陽光発電設備が導入予定で、本市が進めるエネルギーの地産地消に向けた取組で活用される予定です。改めて、生田社長をはじめ同社の皆さんに感謝の気持ちをお伝えしました。

 3日、朝から御幸の浜へ。最近は「MIYUKI BEACH」と呼ばれるようになった砂浜で、障がいのある人たちも一緒に海に入れるよう企画されたイベントに参加。神奈川県西地区リハビリテーション協議会をはじめとする皆さんが実行委員会を立ち上げ、2年前から行われている企画です。
 障がいがある人たちを乗せた、水に入っても浮く特殊な車いす「モビチェア」を、ボランティアの皆さんが泳ぎながら沖へと泳ぎ進めます。海に入ることを諦めていた皆さんは、海水の温度や感触、波に揺られる感覚を、とても喜んでおられました。支えるボランティアの皆さんも大勢で、リハビリテーションの専門家から、一般市民、サーファー、学生さんたちと、出自も年齢層も多彩な顔触れ。サポートの必要な人たちを皆で支え、障がいの有無を超えて共に楽しみ喜び合う、笑顔が溢れた素晴らしいひと時でした。
 市としても継続的な開催を支援していければと考えます。私もモビチェアに乗せて頂くとともに、サポーターとして海に入り、おそらく40年以上ぶりの御幸の浜を堪能させていただきました。

 このほか、3日の夕刻からは酒匂川の花火大会が無事に行われ、私も久しぶりに浴衣姿で参加させていただきました。

 4日は朝から「みなとまつり」。例年以上にもりだくさんの企画で、水産市場周辺はたいへんな賑わい。厳しい暑さは続いていますが、こうした賑やかな催事はとても元気を頂きます。開催に尽力された皆さん、ご協力いただいた諸団体の皆様に、心より感謝申し上げます。

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